「ヒキガエルとお月さま」のためのイラストレーション

むかしむかし、あるところに大きな大きなクリの木の根元に住む一匹のヒキガエルがいました。

暑い夏のあいだ、昼間はヒナギクがつくる陰でゆっくりと休み、
夜は一番高い根っこに上って月をじっと見つめていました。

月はとても明るく輝いていて、
暖かい風がヒキガエルの住みかを温めました。

すぐにヒキガエルは月を恋するようになりました。
そしてある朝、早めに起きたヒキガエルは月を探しに行くことに決めました。

こちらのページでは私の大好きなお話の一つを表現した水彩によるイラストレーションをご覧頂けます。

私は物語を朗読したり、読んだりするのが好きですが、物語を書いたりイラストにしたりするのもとても好きです。　

カエルやヒキガエルは私の絵のお気に入りのテーマで、私は彼らに何度もキスをしてみましたが、私の王子様はまだ現れていません。

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